第6回 「マウント・ヴァーノン・トレイル」の巻

マウント・ヴァーノン・トレイルは、ポトマック河を挟んでワシントンDCの対岸(バージニア州)を、ルーズベルト島からジョージ・ワシントンの旧邸宅のあるマウント・ヴァーノンに至る約18マイルのコースです。

途中、アレキサンドリアでは一般道路の自転車レーンを走ることになりますが、それ以外はほぼ全ルートに渡って自動車が進入できない歩行者・自転車専用道路なので安全にサイクリングが楽しめます。トレイルにはところどころに登り降りはありますが、ほぼ平坦。ただ南下するコースを取った場合、最後のマウント・ヴァーノンへの登りはかなりきついです。

トレイルは緑地を横切り、森を抜け、湿地帯ではボードウォークを走り、またマリーナや飛行場のすぐそばを通ったりと、変化に富んだコースです。河の対岸にはリンカーン・メモリアル、ワシントン・モニュメント、キャピタル・ヒルなどワシントンDCの名所が並び、トレイルからは終始ポトマック河の美しい景色を眺めることができます。天気の良い日にこのトレイルをサイクリングしていると、自転車を発明した人に感謝したくなること請け合いです。

トレイルの各主要ポイントに無料駐車場があります。特にマウント・ヴァーノンには大きな駐車場がありますが、ここはジョージ・ワシントンの旧邸宅を見学に訪れる観光客で年中混み合いますから、確実に駐車するためには朝早く行ってください。


 
   
   
↑この日は金曜日にも関わらず、昼頃にマウント・バーノンの駐車場へ行くと、やはり満車。しかたなく1マイルほど行ったリバーサイド・パークに駐車しました。ここはガラガラです。
 
 
   
   
↑平日なのでFort Hunt Park付近の人影はまばら。緑地の中をひたすら走り抜けます。
 
 
   
   
↑1マイルごとに距離を表示する標識(マイル・ポスト)が立っています。これはマウント・バーノンから6マイルの標識。
 
 
   
   
↑Dyke Marshでは湿地の中に長く伸びたボードウォークの上を走ります。
 
 
   
   
↑これはBelle Haven付近の休憩所。ところどころに、このような施設があります。
 
 
   
   
↑アレキサンドリアの町では一般道を走らなければなりませんが、自転車専用レーンが設置されています。
 
 
   
   
↑アレキサンドリアは別名オールドタウン(Olde Town)。その名の通り、古い町並みが保存されています。
 
 
   
   
↑アレキサンドリアのユニオン・ストリートに面した公園のベンチでちょっと一休み。
 
 
   
   
↑マリーナが見えてきたら、そこはDaingerfield Island。アイランドといっても実際は地続き。昔は島だったらしいですが。
 
 
   
   
↑マリーナのレストランで休憩。
 
 
   
   
↑レストランのホットドッグは、フレンチ・フライと大きなピクルスが付いて1ドル25セントととても安価。去年来たときも確か同じ値段で、値上がりしていません。
 
 
   
   
↑レーガン国際空港のすぐそばを通ります。管制塔が間近に見えます。
 
 
   
   
↑グラベリーポイントでは離陸する飛行機が真上を越えていきます。
 
 
   
   
↑メモリアルブリッジ。対岸に見えるのはリンカーン・メモリアルとワシントン・モニュメント。
 
 
   
   
↑メモリアルブリッジを越えたあたりはアーリントン。無名戦士の墓で有名なアーリントン国立墓地があります。
 
 
   
   
↑このボードウォークを過ぎるとまもなく終点、ルーズベルト島の駐車場。
 
 
   
   
↑ようやくルーズベルト島駐車場にゴールイン。ルーズベルト島は川の対岸にあり、歩行者専用の橋を渡って行くことができますが、自転車の乗り入れは禁止。
 
 

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