第11回 「Bayshore Trail」の巻
ヘンリーハドソン・トレイル アトランティック・セクションの東端からアトランティック・ハイランズまで伸びる待望の自転車、歩行者専用遊歩道が、「ベイショア・トレイル」として2009年の春にオープンしました。計画が持ち上がってから実現まで、20年ほどを要したそうです。環境への影響のアセスメントやら、訳もなく反対するNIMBYの存在やら、この手のプロジェクトはいろいろと時間がかかります。
アトランティック・セクションの東の終点からPompamora Lake Parkまで全長２マイルしかない短いルートですが、眺望の良さは特筆ものです。
Pompamora Lake ParkからはShore Driveを経由し、約２マイルでサンディフックに至ります。サンディフックとつながらなかったのは残念ですが、それでもこのトレイルのおかげで、ニュージャージートランジット、North Jersey Coast LineのAberdeen-Matawan駅からサンディフックまで自転車で安全に行くことが可能になりました。
過去記事のサンティー・フック、ヘンリー・ハドソン トレイル アトランティック・セクションも合わせてご覧ください。
掲載：2009年7月
↑Activity Centerを出発し、Avenue Dを左折します。
↑Bay AvenueとWest Avenueの交差点付近に、トレイルの入り口のサインが立っています。
↑遊園地の中を通ります。常設ではなく、臨時の遊園地のようです。
↑トレイルはアトランティック・ハイランズ・マリーナに沿って進みます。
↑右側は小高い丘になっていて、瀟洒な邸宅が並んでいます。
↑やがてトレールは海岸に沿って進むようになります。
↑この辺りから、路面はダートに変化。
↑この付近はもともと湿地なので、ボードウォークや橋が幾つも架かっています。
↑波打ち際に架かる木製の橋。
↑かつてはここを鉄道が走っていたわけですね。波打ち際を良く見ると、朽ち果てた木材がたくさん残っていて、線路に使われたものらしいです。
↑遥かに見えるのはヴェラザノ橋。フェリーが走っています。
↑トレイルの東側の終点。Pompamora Lake Parkという名前らしいのですが、どういう訳か、どこにも湖がありません。
↑東側から見たトレールの入り口。Shore Driveが、ちょうどここが起点となってサンディーフックまで続いています。