第12回 「トレントンからボーデンタウンへ(D&R運河を訪ねて)」の巻

 
 第2回と第5回で紹介したデラウェア・ラリタン運河州立公園ですが、トレントン〜ニューブランズウィック、トレントン〜フレンチタウンの2つの区間以外に、トレントンから南下してボーデンタウンに至る部分が存在します。ただし市内中心部では運河は暗渠となっており、その上を州道29号が走っていて、マリン・ターミナル・パーク付近まで南下しないと運河を目にすることができません。トレイルも上記2区間に比べてずっと短く、人気も今ひとつで訪れる人も少ないようです。

 今回メイン運河が地下に潜るMulberry Streetから、メイン運河とフィーダー運河が合流するHolland Avenueを経由して、メイン運河がデラウェア川に接続するボーデンタウンまでを自転車で走りました。走行距離は片道約8.5マイルです。

掲載:2013年5月



 
   
   
↑メイン運河はMulberry Streetから暗渠となります。以前はトレイルもここで終了していましたが、現在は写真の後方に見えるルート1の跨道橋を過ぎたところから次の写真のように新たなトレイルが始まります。
 
 
   
   
↑D&R運河トレイルの入り口。右はルート1の出口ランプ。左はトレイルと並行して走る廃線。
 
 
   
   
↑Holland Avenue付近まで1.2マイル、このような舗装路が続きます。気持ちよく走れます。
 
 
   
   
↑メイン運河とフィーダー運河の合流地点。Holland Avenue付近で地下に潜った運河が地上に顔を出し、フィーダー運河と合流します。ここを過ぎるとメイン運河は再度地下に潜ってしまいます。
 
 
   
   
↑古い町並みが残るMill Hill地区を通ります。ジョージ・ワシントンの像(ワシントンには見えない。ナポレオンかと思った)。
 
 
   
   
↑Lalor Streetからウォーターフロントパークに入ります。
 
 
   
   
↑公園から見るデラウェア川の眺望は素晴らしい。
 
 
   
   
↑公園南端のゲートを出てデラウェア川に沿って南下します。写真はウォーターフロントパークの方向を振り返ったところ。右はルート1号線
 
 
   
   
↑やがてマリン・ターミナル・パークの駐車場に出ます。古い不思議な機械が展示してありますが、かつて船舶への荷物の積み降ろしに使ったものらしいです。
 
 
   
   
↑公園を出てLamberton Roadに入り、さらにCanal Boulevardへ左折します。道路名の表示がないので見落とさないように注意が必要。実は筆者も気付かず通り過ぎてしまいました。交差点にこのような標識が立っているのが目印になります。
 
 
   
   
↑Canal Boulevardに入ってすぐ右側に、運河のトレイルの入り口があります。
 
 
   
   
↑トレイルはほとんどが写真のように木々に囲まれたダートロードです。
 
 
   
   
↑やがて左側に運河を越す木製の橋が現れます。この付近で運河がデラウェア川に合流。
 
 
   
   
↑辺りにはかつて運河の水運に使ったらしい遺構もあります。
 
 
   
   
↑橋を渡るとすぐにNJ TransitのRiver Lineに突き当たります。右折してCrosswicksクリークに掛かる木製の橋を渡ります。
 
 
   
   
↑橋を渡り切ったところはマリーナ(Bordentown Yacht Club)になっていて、トレイルはここで終了。川の向こう側に運河の入り口が見えます。
 
 
   
   
↑マリーナの近くでストリートフェアをやっていました。
 
 

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